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2011年09月19日

いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」

いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」を終えて

3・11体験をもとに西東京のまちづくりを考えました

いこいの森CB第2回イベントは「まちづくりフォーラム」と題して、

9月11日(日)18:00~21:00 東伏見のコミュニティカフェ「仙人の家」で開催された。



参加者はいこいの森CBメーリングリストメンバーのほか、西東京市で市民活動している「ばんびの会」(障害児者の余暇活動の会)、〈株〉エクラアニマル(アニメーション映画企画・制作等)、NPO西東京芸術・文化市民推進協議会、NPO法人たま市民葬儀コラボ、田無ソーシャルメディアネットワーク、柳沢公民館講座「集まれ地域の市民力」受講者など約20人が参加。



いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」



第1部 話題提供と質疑・意見交換では、有賀達郎さん(西東京FM)と中澤一郎さん(西東京市社会福祉協議会)から3.11の大地震発生を受けてとられた活動やその後の復興支援、被災地支援活動、西東京地域での今後の減災や防災への取り組み等について話題提供いただき、質疑や意見交換が行われた。



 
いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」

西東京FMでは地震発生に伴い、鉄道・バス等の交通情報や帰宅困難者向けの受け入れ施設情報、市民生活情報などを発信。生活情報では、スタッフがまちに出て商業施設を調査したところ、スーパー等の店頭から食料や水がなくなっているのに対して、個人商店には食料もあるので、放送では店名等は伏せて、市民の不安を抑える食料品販売情報などを放送したとのこと。


いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」



 また、今後は局のスタッフだけでなく、西東京市の各エリアで市民自身が地域の状況をツイッターで発信してくれれば、それらを活用することでより多くの役立つ情報が提供できるはずだ。そういう意味ではシニア層向けのツイッター講座はたいへん有意義な活動、旨、紹介。(*(当日、15:30~18:30仙人の家では西東京市ソーシャルメディア研究会が開催していた)緊急事態における地域メディアと市民グループの連携、地域ごとにツイッター等の使い手を育成し、組織化することなどについて問題提起された。




 また、社会福祉協議会では、被災地へ物資を届ける活動、ボランティアを派遣する活動、高齢者と連絡を取る活動などを行ってきたが、協議会のミッションは減災であり、災害時の市民の不安を取り除くことにある。そのためふれあいのまちづくり事業等でまち歩きを行い、参加者みんなで危険個所の発見、確認や人のネットワークづくりを行っている。いざという時、知らないと助けられないなど社協が関わる事業等が紹介された。



意見交換では、高齢者、独居老人、 子どもたち、障害者など、いざという時に弱者をを守るには普段から地域のつながりがなければならないことや、自分は何ができるのかなどに及んだが、民生委員として地域の独居老人の登録名簿を作成している。そもそも自治会等、昔あった住民組織は合併に伴ってなくなった。最近、行政や社協で自治会を復活させる調査事業が計画されているのではないか、など住民組織について議論された。

いこいの森CB  第2回イベント 「まちづくりフォーラム」 



 自分も含め、都心に勤務している人間にとって、3.11当日、自分の家族が住むまちがどういう状況だったのか、ほとんど知らなかったので、普段地域にいる人といない人が課題の共有することができ、今回のイベントはとても有意義なものとなった。

 (2011.09.17 まるやま おさむ)



  • Posted by いこいの森CB at 09:25│Comments(0)
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